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9/29(金)~10/1(日)2017 ヨコハマフローティングヨットショーに「ハルベルグ・ラッシー342」を展示致します。

高品質なクルージングヨットのビルダーとして知られるスウェーデンのハルベルグ・ラッシー。長距離クルージングに出るセーラーからも高く評価されているヨットです。3164ftまでに10モデルあるラインナップの中から「342」を出展します。
どうぞホンモノのヨットを是非ご覧下さい。


Hallberg-Rassy 342の詳細はこちら >>(Hallberg Rassy サイト)

2017 ヨコハマフローティングヨットショーの詳細はこちら >>

ヨーロッパ最大のヨット誌「Yacht」での市場調査結果

ヨーロッパ最大のヨット誌「Yacht」は、19年連続で幅広い市場調査を行っています。 今回は、ヨット市場に関する詳細な質問に6,735人以上の読者が答えました。

19年連続で、すべてのカテゴリーから総合的に1位の評価を受けたのはHallberg-Rassyで16.9%、2位は5.8%と約3倍の差をつけました。

 

「夢のようなクルージング・ヨットを購入するのは?」という問いに対し、Hallberg-Rassyが29.7%で1位、2位が5%とこちらは約6倍の開きになっています。

 

是非Hallberg-Rassyを手に入れて、あなたの夢を実現させてください!

【Hallberg-Rassy New model HR44 Sailing】

ハルベルグ-ラッシー の New モデル【HR44】のクローズリーチでの走りっぷりです。
AP8~9m/sの風の中 8~9k′ts で快走しています。
ブローが入ってもHRらしく あくまでもヒールは一定で、ツインラダーのリーサイド側は極めてニュートラルなヘルムでレスポンスも良く、いつまでもラットを操っていたくなる素晴らしい船です。

ぜひご覧になってみてください。

【HRの魅力と誇り】その6.ハッチ ロック(Hatch Lock)

3週間前にスウェーデンのHR本社でディーラーミーティング(代理店会議)があり、丁度 6ヶ月振りに再訪しました。

メインテーマはNewモデル『HR 44』の詳細説明と製造工程の見学、そして試乗でした。

3日間にわたるレクチャーでHR44の素晴らしいコンセプトと製造技術、そしてそのスタビリティーとスピードが体得できました。

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【HRはここが違う】

その6:ハッチ ロック (Hatch Lock)

HRのデッキには幾つかのロッカーがあり、当然 蓋となるハッチがあります。

バウにはアンカー ロッカー、サイドにはLPガス ロッカーや船具ッカー、アフトには大型の船具ロッカーなどが

用意されています。

コクピットにあるコクピット ロッカーとはまた違います。

その大きな違いはハッチ(蓋)には写真のようなハッチロック金具が装備されている事です。

このロック金具は蓋をパタンと閉めた後、更にタイトに閉められるよう丈夫なスクリューが切ってあり、

ただでさえ精密に蓋とロッカーの合わせ目が造られている上に、デッキ側の取っ手を回して締め上げる事で

より密着を増し、デッキを勢いよく流れる海水の浸入を防いでいます。

勿論 外洋でロールオーバーした際にも極めて効果的です。

以前の船に付いていた旧タイプとHR44に付いている最新のタイプの2タイプを掲載してあります。

旧タイプはSUSの丸棒がレバーの回り止めとして付いています。

また デッキ側の取っ手は分厚い冬用グローブをしていても操作ができるようデザインされています。

HRはすごいですね。

 

 

【HRの魅力と誇り】その5.バウ(Bow)

 

細部にわたり経験を反映しています

『本当のヨットはHRだよ』 とはベテランのヨットマンからよく聞く言葉です(ありがとうございます)
ではHRは他のヨットと一体何が・どこが違うのか?
これから十数回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

【HRはここが違う】

その5:バウ (B0w)

写真のようにバウ(ステム)の形には大きく分けて2通りあります。
左:垂直に近い切り立ったステムとそれに続くフラットなボトム
右:斜めに沈み込んでいくステムとそれに続くVボトム

最近のデザインの船は殆どが左の『垂直バウ』です。
その理由は少しでも長く水線長を稼ぐためです。
ではなぜ水線長を稼ぐ必要があるのか?と言いますと、その船の『計算上の最高速度』に
水線長が大きく関係しているからです。
√水線長(フィート)×(約)1.34=最高速度 (但しプレーニングやサーフィングなどで抵抗が  減ったり大きな外力が加わった場合はまた別です)

ここで大事なのは『計算上の最高速度』であって、微風時の微速から強風時の高速まで
常時速くなる訳ではありません
しかも限界最高速力まで達するには、その船の持つポテンシャル(性能)を100%引き出す事が出来る優秀な乗り手が、マストやリギン類・セール・セーリングテクニック(ハンドリング・ボートコントロール)を完璧にこなす必要があります。(残念ながら私には無理ですが)
車で言うと F1レーサーやメーカーのテストドライバーのような方達ですね、ポテンシャルを
100%引き出す事が出来るのは。

欠点は波が出てきてピッチング(上下揺れ)が激しくなってくると押さえが効かない事です。
平らな板を水面に対して垂直に立てて、上下させている様子をイメージして下さい。上下動に対しての抵抗がほとんどありません。

右の船はHR40です。
斜めに沈み込んでいくステムと上に行くほど幅広くなっているバウは、向かってくる波に対して
上下動を抑える抵抗が働きます。
そしてV型のボトムはパンチングの波を切り裂きます。バウのボトムがフラットではパンチングの衝撃が大きいのです。

長距離航海で何時間も何日も時化られた時の体力消耗や精神的疲労を考えると、
1回の波の衝撃や上下動の衝撃が仮に0.1%でも軽くなれば、時化が長ければ長いほど結果として乗り手が受けるダメージが少なくなるのです。

長距離航海用を謳う船のバウはほぼこのような形状をしています。

【注】船の写真は単に形状の違いの説明の為に使用しました。船の設計コンセプトや目的・購買層の好みや乗り方の違い等があります。どちらが良い悪いの比較ではございません。

 

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【HRの魅力と誇り】その4.ボトム(Bottom)

《 細部にわたり経験を反映しています 》

『本当のヨットはHRだよ』 とはベテランのヨットマンからよく聞く言葉です(ありがとうございます)
ではHRは他のヨットと一体何が・どこが違うのか?
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

【HRはここが違う】

その4:ボトム(Bottom)

今回はHRのボトムをご案内します。
HRのプロペラ・ドライブには『シャフト・ドライブ』のモデルと『セイル・ドライブ』の2モデルがあります。
シャフト・ドライブ艇の場合は写真のようにプロペラ・シャフトは露出しておらず、しっかりとカバーされており、浮遊物からシャフトを確実に守ります。
またシャフトがトンネルから出てプロペラまでのスペースに『ロープ・カッター』(ギザギザの鋭い歯の付いた歯車)が装備されており、絡んだロープを確実に切断します。

ラダーの前縁には頑丈なスケグが配され、ラダー・ブレードを守ります。

こうして全体を改めて見直すと、ロープや浮遊物が艫回りに潜り込んできてもプロペラやラダーに大きなダメージを与えることなく、最小限の抵抗でスムースに流れ去っていく様子がイメージできます。

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【HRの魅力と誇り】その3.ビルジウェル(Bilge well)

《 細部にわたり経験を反映しています 》

『本当のヨットはHRだよ』 とはベテランのヨットマンからよく聞く言葉です(ありがとうございます)
ではHRは他のヨットと一体何が・どこが違うのか?
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

【HRはここが違う】

その3:ビルジウェル(ビルジ溜まり)

皆さんの船の『ビルジ溜まり』はどんな形状でしょうか?
深さは?容積は?ビルジポンプの排出能力は?

衝突や亀裂・スルハルの破損・配管の取り回し不良による海水の逆流などの要因で船内に海水が流入してきた時、
最悪な『ビルジ溜まり』は、浅く 容積に乏しく ビルジポンプが申し訳程度の物しか付いていない場合です。
浅いビルジ溜まりでは、溜まったビルジは船のヒールなどにより簡単に遊動水となって船内を暴れ回ります。
そして大体 船内下部に位置するバッテリーやそのスイッチ類、バッテリーチャージャーやエンジンを不能にしてしまいます。
容積が乏しい場合も同じ事で、みるみる内に溜まってきたビルジと低排出能力のポンプでは流入に排出が追いつかない事態になってしまいます。

HRの『ビルジ溜まり』は充分な深さと容積そして何より強力なビルジポンプが装備されています。
HRには3つのビルジポンプが備えられています。
1. ハンド ビルジポンプ
2. オートスイッチ付電動ビルジポンプ
3. エマージェンシー(緊急)ビルジポンプ
エマージェンシービルジポンプは文字通り緊急時に 毎分165リットルの水を排出します。よくある5リットルのバケツの水を1.8秒で排出する能力です。
通常の多くの船に装備されているポンプの排出能力は毎分30リットル前後ですから、実に5倍近い排出能力が備わっています。
そして そのポンプは24Vで作動するより強力な物です。HRではスイッチパネルで2つの12Vスイッチを押下し、ポンプに24Vを供給しています。

写真の通り、キールがボトムラインから下げて取付けてあるのは重心を下げる為だけではなく、ビルジ溜まりの深さと容積を稼ぐのに一因しています。

 

 

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【HRの魅力と誇り】その2.キール(Keel)

《 細部にわたり経験を反映しています 》

『本当のヨットはHRだよ』 とはベテランのヨットマンからよく聞く言葉です(ありがとうございます)
ではHRは他のヨットと一体何が・どこが違うのか?
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

〔HRはここが違う〕

その2:キール

一般的なほとんどのヨットのキールが鉄製であるのに対して、HRのキールは全モデルが鉛製です。
ではなぜ鉛なのか?鉛は鉄に比べて次のような特長があります。

1) 鉛の比重は鉄の約1.6倍ある。同一体積(同一キールデザイン)の場合は重く重心が下がる
2) 錆びない
3) 柔らかいのでキールヒットした場合でも乗員と船体に与えるダメージが軽減される
4) 補修が容易
などがあります。

【重要】

1)に特に関係するのですが、
ヨットの安定性で〔バラスト比〕というのは最重要点でありよく耳にされるかと思いますが、多くの一般的なヨットのバラスト比が20%後半であるのに対し、(バラスト重量を公表していないビルダーは多々ある)
HRは全モデルで30%後半(37~38%)を確保しています。
この事が強風や荒れた波の中でもしっかりとした安定性と復元力を生み出しているのです。

またキールの取付け方や取付け位置にも有意義なコンセプトが多々ありますので、次回にご案内いたします。

 

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【HRの魅力と誇り】その1.スタンション(Stanchions)

《 細部にわたり経験を反映しています 》

『本当のヨットはHRだよ』
とはベテランのヨットマンからよく聞く言葉です(ありがとうございます)
ではHRは他のヨットと一体何が・どこが違うのか?
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

〔HRはここが違う〕

その1:スタンション

HR372以上のスタンションは写真の通り、コーミングのキャップレールを下から貫通してきたSUS心棒で補強されています。
このSUS心棒はキャップレールから15cm突出しており、ほぼ同じ長さで下の艇内に入っています。
一般的なスタンションベースに乗っかってビスで止めただけのスタンションと いざという時
どちらが強いか・どちらが命を守ってくれるのかは一目瞭然で説明するまでもありません。

HRにはこのように外観だけでは他艇とは違いの分らない処がたくさんございますので、
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

 

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ハルベルグ・ラッシー【HR】

スウェーデンが世界に誇る名艇『ハルベルグ・ラッシー』

世界的には『HR』、日本でも『HR』や『ラッシー』と呼ばれ親しまれています。

皆様方にそのHRの魅力をこのホームページでお伝えしてまいります。

どうぞご高覧くださいませ。

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