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【HRの魅力と誇り】その2.キール(Keel)

《 細部にわたり経験を反映しています 》

『本当のヨットはHRだよ』 とはベテランのヨットマンからよく聞く言葉です(ありがとうございます)
ではHRは他のヨットと一体何が・どこが違うのか?
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

〔HRはここが違う〕

その2:キール

一般的なほとんどのヨットのキールが鉄製であるのに対して、HRのキールは全モデルが鉛製です。
ではなぜ鉛なのか?鉛は鉄に比べて次のような特長があります。

1) 鉛の比重は鉄の約1.6倍ある。同一体積(同一キールデザイン)の場合は重く重心が下がる
2) 錆びない
3) 柔らかいのでキールヒットした場合でも乗員と船体に与えるダメージが軽減される
4) 補修が容易
などがあります。

【重要】

1)に特に関係するのですが、
ヨットの安定性で〔バラスト比〕というのは最重要点でありよく耳にされるかと思いますが、多くの一般的なヨットのバラスト比が20%後半であるのに対し、(バラスト重量を公表していないビルダーは多々ある)
HRは全モデルで30%後半(37~38%)を確保しています。
この事が強風や荒れた波の中でもしっかりとした安定性と復元力を生み出しているのです。

またキールの取付け方や取付け位置にも有意義なコンセプトが多々ありますので、次回にご案内いたします。

 

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【HRの魅力と誇り】その1.スタンション(Stanchions)

《 細部にわたり経験を反映しています 》

『本当のヨットはHRだよ』
とはベテランのヨットマンからよく聞く言葉です(ありがとうございます)
ではHRは他のヨットと一体何が・どこが違うのか?
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

〔HRはここが違う〕

その1:スタンション

HR372以上のスタンションは写真の通り、コーミングのキャップレールを下から貫通してきたSUS心棒で補強されています。
このSUS心棒はキャップレールから15cm突出しており、ほぼ同じ長さで下の艇内に入っています。
一般的なスタンションベースに乗っかってビスで止めただけのスタンションと いざという時
どちらが強いか・どちらが命を守ってくれるのかは一目瞭然で説明するまでもありません。

HRにはこのように外観だけでは他艇とは違いの分らない処がたくさんございますので、
これから数十回にわたり、1つずつご紹介してまいります。

 

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