Hallberg-Rassy ハルの厚み(積層)の秘密2
みなさんこんばんは😃ヨットの海王です⚓️
みなさま、夜光虫ってご存知ですか?
夜光虫という名の海洋性プランクトンのことで
すなわち赤潮のことです。(昼間に見える赤潮はプランクトンの死骸)
この夜光虫ですが生きている時は外部からの刺激があると発光します。
この時期の夜、暗くなってから浜辺に行くと青く光る幻想的な海を見ることができます。
今年は例年に比べて夜光虫の発生が多く湘南などの波打ち際で賑わいを見せていました!
話は変わり、本日は前回の投稿の続きです。
前回の投稿では積層(ハルの厚み)について簡単に説明しました。
Hallberg-Rassyの積層は他の船に比べてかなり厚いです。
その厚さとは何でできているのかについて今日は深掘りしていきます。
まず例に挙げるのがボートショーでも展示したHallberg-Rassy40cです。
以下説明文はHallberg-Rassy社ホームページから引用しています
艇種によっても異なりますが以下の分は40Cの説明文になります
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Hallberg-Rassy 40 C standard specification
Hull and Deck
①Laminate construction of hull
②Isophtalic gelcoat
③vinylester based barrier coat
④Hand lay-upmethod,
⑤insulated with Divinycell PVC-foam against heat,cold and noise,
※except in the keelarea which is solid laminate.
番号は筆者が記入しました
書いてあることを分けて説明します
①“Laminate construction of hull”
ハルは「積層FRP構造」。
つまりガラス繊維と樹脂を何層も重ねて作る一般的なFRP
②“Isophtalic gelcoat”
外側の表面ゲルコートが「イソフタル酸系」。
普通の安価なオルソ系より耐水性、耐クラック性が高い。
長期クルージング艇でよく使われる上位材料。
③“vinylester based barrier coat”
ゲルコートの下に「ビニルエステル系バリア層」。
FRP艇の敵であるオズモシス(水ぶくれ)、水分浸透対策。
④“Hand lay-up method”
「手積み工法」。
職人がガラスマットを敷く→樹脂を含浸→ローラーで脱泡→さらに積層
最近の真空インフュージョン艇より重くなりやすいけど、
積層が厚い、修理しやすい、局部強度を盛りやすい
という特徴があります
⑤“insulated with Divinycell PVC-foam against heat,cold and noise”
サンドイッチ構造部分、ディビニセルPVCフォームコア。
役割は断熱、遮音、剛性UP、軽量化などです
外側から順に説明すると②ゲルコート→③ビニルエステルバリアコート→①FRP積層→
④ディビニセルPVCフォームコア→内側FRP(船内側)
となっています
※“except in the keel area which is solid laminate”
キール周辺だけはフォーム無し。
分厚いFRPのみです
理由は座礁荷重、キールボルト荷重、衝撃に耐えるためです
積層に何が使われてるか説明しました
筆者も初めて聞く製品や素材、日常では聞かない名前のものもありました
船に乗る身としては知っといて損はありませんね!
※写真は何年か前のため今は工程の見た目は変わっている可能性があります
ホームページ引用分は最新verとなっています
📢News
昨年発表されたNew Modelの『Hallberg-Rassy370』が
日本の1号艇として12月にやってきます!
是非、ご期待ください!
⛵️ヨットの海王は日本で唯一のHallbeng-Rassy正規代理店です。
お問い合わせ等はTEL,emailにてお気軽にどうぞ⛵️
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